平成22年度 カリキュラム研究部■

1 部会の研究テーマ

  情報活用能力を育成する指導カリキュラムの充実

2 研究テーマ設定の理由

  本研究部では,新しい学習指導要領における情報教育実践やICT活用についての実践を積み重ね,情報活用能力を育成する実践例の充実を図ってきた。
  平成19年度は新学習指導要領に基づき,情報活用能力の育成を目指し実践を行い,18 の実践例を開発し,「確かな学力や豊かな感性」を育てるための有効性を示す3つの観点(お役立ち度,わくわく度,お手軽度)に分類した「情報活用能力を育成する実践例」を発行した。
  平成20年度は「くすのきネットなごや」にある情報モラルクイズを基に,だれもが手軽に情報モラルの指導を行うことのできる実践例を開発し,「著作権・肖像権」「メールのトラブル」「個人情報の保護」「情報の選択,信ぴょう性」の4領域20実践を集録した「情報モラルを育成する実践例集」を作成した。
  平成21年度は,情報活用能力を育成する実践例の充実をねらい,各教科の中で情報教育を指導する場面を明らかにし,指導案を作成した。その結果実践例を充実させ,「新学習指導要領に基づいた実践例」を新たに加えることができた。
  これまでの3年間での取り組みにより,情報活用能力を育成する実践例は充実してきており,子どもの発達段階や様々な学習場面に応じた情報教育の授業展開を行う準備が整いつつある。しかし,3年間の実践例は,それぞれの年度の取り組みとしてはまとめられているが,情報教育としての共通したカリキュラムとして整備されるまでには至っていない。そこで本年度は,この3年間の実践を共通したカリキュラムとして整備し,子どもの発達段階や場面に応じた情報教育を行うことができることに努めていく。また,今年度取り組まれた情報活用能力を育てる実践例も新たに加えて,より一層使いやすく充実したカリキュラムとなるように整備していきたいと考える。  
  
3 今年度の研究の重点

○ 過去3年間に取り組まれた,新学習指導要領に基づいた情報活用能力を育成する実践例を,共通したカリキュラムとして整備する。
○ 実践研究部と連携し,今年度新たに取り組まれた実践例についてもカリキュラムに加えて整備する。

4 研究の計画と方法

   研究の内容       研 究 の 方 法  備 考
・ 研究の方向の決定

・ 3年間の実践例の整備

・ 今年度の実践例の追加

・ 研究のまとめ


・ 次年度への取り組み

・ カリキュラムの枠組みや項目立てを検討し,研究の方向を決める。
・ 19〜21年度までの実践例をカリキュラムに合わせて整備する。
・ 実践研究部で取り組まれた実践例を新たにカリキュラムに加える。
・ 本年度作成したカリキュラムを提案し,研究のまとめを行う。

・ 研究の成果を確認し,次年度の研究課題を明らかにする。
4月〜6月

6月〜8月

9〜10月

11〜12月


1〜3月