■平成22年度 実践研究部■ 
  

 
1 部会の研究テーマ


   情報活用能力を育てるICTを活用した指導法の追究

2 研究テーマ設定の理由

 本研究部では,過去3年間,上記の研究主題を受け,情報活用能力や情報モラルを育てる実践及びICTを生かした授業設計について研究を進めてきた。
 平成19年度は,「つかむ」「あつめる」「まとめる」「つたえる」「ふりかえる」という5つの学習ステップを意識し,ICTを活用して実践研究を行った。その成果として,知識・理解の高まりと共に,課題発見力や問題解決能力を育成することができた。
 平成20年度は,喫緊の課題となった情報モラルの育成に努め,カリキュラム研究部と連携して授業づくりに取り組んだ。情報モラルの判断が問われる具体的な場面を例示することで,思考力や判断力をはぐくみながら情報社会における適切な態度を身につけるきっかけを作ることができた。
 平成21年度は,各教科の学習の中に,情報活用の実践力の育成を重点にした指導場面を明らかにし,20年度と同様にカリキュラム部との連携のもとに授業研究を行うことで,部員相互の授業力の向上を目指し,一定の成果を上げた。
 そこで本年度は,昨年度取り組んだ各教科の中でのICTを活用した授業設計だけでなく,各教科・領域の学習を通して情報活用能力向上を目指した指導法の開発にも,再び重点をおいて取り組んでいきたいと考える。
 具体的には,教師がICTを活用する場面と子どもがICTを活用する場面の2つの場面を通して研究を進めていく。教師がICTを活用する場面では,知的好奇心をゆさぶる映像や音声などの教育素材を活用することで,子どもの感性に訴え,主体的な学習ができるようにする。 子どもがICTを活用する場面では,学習に適したICTを活用したり,情報モラルを意識させたりすることで,思考力・判断力・表現力の育成に努める。

3 今年度の研究の重点

○ ICT活用・情報活用能力の育成の2つのグループに分け,それぞれのグループの授業実践を通して効果的な指導法について研究する。
○ 研究部会開催時に,2つのグループの取り組みについてそれぞれ紹介し合うことで,情報教育を通した主体的な学習や思考力・判断 力・表現力の育成について検証する。

 研究の計画と方法

研究の内容 研 究 の 方 法 備考
・ 実践内容の検討


・ 実践例の具体化@

・ 実践検討会@
・ 実践例の具体化A

・ 実践検討会A
・ 研究のまとめ


・ 次年度への取り組み

 
・本年度の研究テーマについて共通理解を図り実践する教科と内容を検討する。

・1学期実践の実践例を具体化し,指導案と教材を作成する。
・授業記録の方法などの研修
・実践に取り組み,成果と課題を検討する。
・2学期実践の実践例を具体化し,指導案と教材を作成する。

・代表実践者の授業構想とVTRによる授業検討
・実践に取り組み,成果と課題を検討する。
・各実践者が年間の実践の内容と成果・課題および,考察についてまとめる。
・研究成果を確認し,次年度の課題をつかむ。
4〜5月


5〜6月
6月
6〜8月
9〜10月

10〜11月
11〜12月


1〜3月